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半夏生にタコを食べる理由とは?うどんや焼き鯖を食べる地域も

2016/05/03

半夏生、読み方は『はんげしょう』です。関西のスーパーでは半夏生の時期に、たこを食べようとおすすめされるんですよ。

最近では銀だこがハイボール酒場でハイボールとタコのおつまみをセットで安くするという半夏生に合わせたイベントをやっていたので、それで初めて知ったという方もいるかもですね。

今回は半夏生の意味や行事食として食べるものが地域によってたこ以外にもありますのであわせて紹介していきます。

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半夏生の意味

半夏生とは、雑節のひとつです。雑節は季節の変わり目を示す特別な暦で節分、彼岸、八十八夜、入梅、土用などがあります。

昔は夏至から11日目を半夏生としていましたが、現在は太陽の黄経が 100°に達する7月1日または2日を半夏生としています。2016年は7月1日になります。

昔の農家にとっては大事な節目の日で、この日までに畑仕事を終える、水稲の田植えを終えると良いとされていました。

半夏生の時期に降る雨を『半夏雨』(はんげあめ)/『半夏水』(はんげみず) と言い、大雨になることが多かったそうです。大雨の前に畑作業を終わらせようという昔の人の知恵かもしれませんね。

半夏生にたこを食べる理由

半夏生にたこを食べるのは関西が中心の風習です。

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稲や作物の根がタコの足のようにしっかりと張って豊作になるようにという願いを込めてたこが食べられるようになりました。

たこは、タウリンや亜鉛といった夏バテに効能が期待できる栄養素が多く含まれていることから農作業の疲れを回復するためや関西が明石などたこがたくさん捕れる地域であったことなども理由でしょう。

半夏生そのほかの行事食

さぬきうどんでお馴染みの香川県ではやはりというか半夏生にはうどんです。収穫された小麦で作ったうどんを農作業を手伝った人に振る舞ったのが定着していったようです。消化のよいうどんは、農作業で疲れた体にも優しく栄養がとることができますよね。

福井県大野市では、半夏生の日に一匹丸ごと焼き鯖を一人1本、家族全員で食べる風習があります。江戸時代に田植えで疲れた農民の栄養補給のために鯖を食べることを推奨する令書が発付されたことに始まります。サバはビタミンB郡が多く疲労回復に効果が高いんですね。

さいごに

こうしてみると、半夏生の行事食というは農作業の区切りに栄養のあるものを食べて健康に過ごすという意味合いが強いことがわかりますね。雑節として半夏生が定着していったのもこうした先人の知恵なんでしょうね。

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